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2021年05月24日の記事は以下のとおりです。

お猿の影ぼうし

  • 2021/05/24
年長さんは紙芝居をきっかけに、光と影遊びが始まったそうです。

どうして影ができるかという問いに「わからないけどいつもそこにある」と答えたお友達がいたそうです。

夏至の日に影は一番短くなり、冬至の日に影は一番長くなる。
どうしてなのかわからないけど、身の回りは一定のリズムを持って運行している、という感覚はこの時期必要だと思います。

二十四節気を見るとわかりますが、春は冬で寒くて寒さが極まっていくところまでいってぽっと春になる、と見ます。
秋は夏が暑くて暑くていきつくところまでいったときにぽっと秋になる、と見ます。

冬がだんだん温かくなってきてスムーズに春になるのではなく、夏がだんだん涼しくなってスムーズに秋になるのでもない。

スポーツ選手でも、ずっと成績伸びていたのに、なぜか伸びない時期がずーと続く(プラトー現象)ときがあります。ずっと止まって成長できない感じってキツイと思います。プラトーに入った人はその間に体調やメンタルの調子もおかしくなったりする。

私たちヒトの発達過程もこれと同じで、スムーズに45度の直線で発達を続けるのではなく、個人によってずっと立ち止まっている分野があったり、メキメキ成長するときもあれば、いつまでも行きつ戻りつを繰り返して、一体成長しているのか退行しているのかわからない。というケースもあると思います。

ですので、子どもの場合、周囲の大人が発達については、どうも他の子と違う、と感じる出来事があったら、可能性として一種のプラトーの時期なのか、季節の変わり目みたいに風が吹いている時期なのか、ということも考慮に入れる必要があると思います。

特に特定の分野で能力の高い子であればあるほど、幼少期に周囲が心配するタイプだったというのは珍しくありません。

二十四節気から来るメッセージはそんなところにもあります。他にもあります、また次回に。




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