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2021年05月19日の記事は以下のとおりです。

結局昔と変わってない

  • 2021/05/19
写真はすみれぐみの積み木などの様子で、積み木はカプラといいます。近年は普及して珍しくなくなりましたね。フランスの松の木で作られていて、発砲スチロールみたいに軽い木です。

何の活動に際しても、なるべく子どもたちの自己肯定感が高まるような働きかけをしたいのですが、どんな働きかけが子どもたちの勇気づけとして最強なのでしょうか。

「がんばればできるよ」(条件付け)
「君が一番だ」(評価)
これらの言葉かけも自信を失わせる言葉ではないのでよいと思います。

ただできれば、遠足のときなど、「今日は一緒に来れてよかったね。」
食事のときも「今日は~さんとおしゃべりできてよかったよ。」などなど、所属感が実感できるような働きかけを、子ども集団が普通に動いているときに繰り返したいです。

ケンカが始まった、お友達の悪口が始まった、いじけてしまった、というようなネガティブな情緒が出てる間はメッセージを発してもなかなか心を閉ざしているので届きません。

これはそのまま大人でもあてはまることかもしれませんが。

難しい保育理論や深遠な教育哲学が主張していることは、こうした人間が集団になって暮らしていく場合の言わば当たり前のことを言っているに過ぎないと考えています。

特に大人の方が、競争社会ですから、ありとあらゆるネガティブな情報と破壊的な感情や考えの刷り込みが随所にあると思います。それはマスコミとか外部の環境の影響も大きいのでしょうが、なぜそうなのかはわかりません。

ただ、子どもたちに対する活動のネライや働きかけの方向は実は数百年間変わっていなくて、変わったと思われるのはほんの表面的なことだけだと思います。


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