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パン屑

  • 2021/05/26
たんぽぽぐみさんのお友達、風、やわらかい芝生、温かいお日様、鳥の声、シャボン玉、こうしたものを通して大人と過ごした記憶は残っていると思います、後で思い出せないだけで、残っていると思います。

キッズノートの記事に書いている通り子どもたちは自分の目や耳や手など五感を使ってそれらの感触を確かめていると思います。

シャボン玉が流れていく思い出なんてずっと残っていると思います。卒業記念に木を植えたりしますが、思い出に残るシンボルって不思議と自然のものですよね。

マリア・モンテッソーリ女史が、発達に課題を抱えた子どもがたまたま食事のときに、床に落ちていた小さなパン屑を熱心に何度も拾ってはテーブルに置く動作を繰り返しているのを見て、「この子はパン屑を拾う、という小さな行動を通して自分の感覚を確かめている、これは当人の発達課題にとってきっと意味のあることに違いない」と考え、子どもたちの五感に働きかける教育(モンテッソーリ教育)を始めました。(記憶が一部違うかも)

このモンテッソーリ教育法は日本でもかなりお馴染みだと思いますが、五感を使う教具を用意して子どもが手仕事を通じて五感の発達を期する、というもの。
私はモンテ教育のことは詳しくわかりませんが、教具を見ても、岩崎保育園にある遊具や遊びと似ている、共通点があると思います。

教具にも遊具にも本物は例えば積み木にキャラクターの図柄がプリントされたいたり、ひらがながプリントされていません。
子どもたちが好奇心を持って活動するときに積み木の展開とプリントの図柄と2つ以上のものに興味が分散されてしまうから、と見ます。
好奇心・関心・興味が散ってしまうと、子どもたちは不思議と落ち着かない集団へと移行してしまう面が多々あります。

そしてフレーベル、モンテッソーリ、こうした一種の天才達が小学校入学前の土台となるもの(レディネス)があると発見したところから幼児教育・保育の歴史が単なる託児やベビーシッターの世界から前進したと言えると思います。

目が見えない、耳が聞こえないヘレンケラーが子どものときに先生がてのひらに水、と書いて水を触ってみたところから一気に世界が広がった、という有名なシーンがありますが、これも典型的な五感に働きかける方法だと思います。



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