活動方針POLICY
認定こども園岩崎保育園の活動について
算数について
例えば、小学校に入学すると算数では、かけ算や割り算を習います。
かけ算を理解するためには、足し算がわかる必要があります。
割り算を理解するためには、引き算がわかる必要があります。
そして足し算や引き算がわかるためには、小学校に入学する前に、具体的な物を使って取り分けたり、並べたり、集めたり、積んだり、数えたり、元あった場所に戻したりして、現実に数量の世界に十分に触れる体験を積み重ねる必要があります。
文字について
また例えば、小学校に入学すると、教科書の文章を朗読したり、文字を覚えて読解したりしなければなりません。
文字や文章が理解できるようになるためには、幼児期に十分に大人や友達とコミュニケーションしたり、
絵本を読み聞かせされたり、自分なりに自問自答したり、時には友達との葛藤の中で言葉を使って自己主張したり、
大人に自ら言いたいことを説明しようとしたり、十分にその子の言葉の世界を太らせておく必要があります。
活動について
認定こども園岩崎保育園では、これら就学前に必要となる心身の力を十分に成長させるべく、
現実には大人がたくさんの絵本を読み聞かせてみんなで楽しんだり、積み木を使って様々なイメージを表現したり、
また畑で野菜を育てたり、保育教諭や友達とお話合いを繰り返すなど、直接体験を伴う活動をたくさん行います。
人生の土台「非認知能力」
さらに、認定こども園岩崎保育園では、これらの活動を通じて、子どもたちが様々な体験の中で、
就学前に必要となる学力の基礎だけではない、もっとやってみよう調べてみようという探求心、
失敗してももう一度やってみようというチャレンジ性、保育教諭や友達との自発的なコミュニケーション力など、目に見えないけれど、子どもたちが社会人になってからも大切なもの(非認知能力)を培うことができるように計画的に活動を積み重ねていきます。
自尊感情を育む勇気づけ
これら目に見えないけど大切なもの、子どもたちが認定こども園岩崎保育園を卒園しても何十年にもわたって、
子どもたちがより良い人生を歩むことができる礎となる非認知能力=自尊感情を育むことを最終目標に、
子どもたちへの勇気づけを継続いたします。