
目標the goal
-
01
私には
価値がある -
02
私には
能力がある -
03
私は人々から
必要と
されている
これらの自尊感情を育むために活動します。
沿革
昭和42年1月11日 認可
事業内容business
- 入園定員
- 1号認定の子ども15名、2・3号認定の子ども80名
- 開園時間
- AM7:00~PM7:00
- 入園年齢
- 6ヶ月~6歳(就学前)
- 実施事業
- 乳幼児教育保育 延長保育 地域子育て支援 地域交流活動

ペリー就学前
ペリー就学前プロジェクト
幼児教育では何を大切にするか
ノーベル経済学賞を受賞したアメリカのJ・ヘックマン教授によって1962年から始まり現在でも追跡調査が行われています。
この調査はアメリカ・ミシガン州にあるペリー小学校付属幼稚園で行われた大規模実験で、デトロイト近郊の貧困地帯で生活していた世帯の子どもでランダムに抽出された58人を対象に子どもたちの自発的な遊びの実践(幼児教育)を行ってもらい、同時に社会的スキルも教えるという日本の現行の保育園・幼稚園も現在取り組んでいることを行いました。

その結果、この子どもたちが19歳ときには幼児教育を行ったグループと行っていないグループでは学校中退・留年・高校の卒業率に差が出始め、27歳と40歳時点は収入や犯罪率や持ち家率などで幼児教育を行ってグループの方が暮らし向きが良くなっているという結果が出ました。
幼児教育を行った方が学校の勉強だけではなく、社会経済的な恵まれ度合が高いという人生の長期的な影響も確認されたのです。

調査をしたヘックマン教授は、幼児教育おいてIQ(知能指数)を高めようとしても、8歳前後は幼児教育を受けていない子どもと差がなくなることに気づきました。幼児教育おいて獲得するその子の人生を良くするものはIQではなくEQ(心の知能指数)の方だと結論づけました。
EQとは具体的にどんなことを言うのでしょうか。ヘックマン教授は幼児教育よって獲得するEQとしての力を「非認知能力」であると提唱しました。「非認知能力」とは好奇心、想像力、新しいことへのチャレンジ性、コミュニケーション能力、積極性、自己肯定感などです。そして、これらは座学の勉強ではなく、真剣な自発的な遊びによって育つものであるとわかったのです。
このペリー就学前プロジェクトを紹介したことについて、高学歴や高収入であることを人間的価値であることを提唱する意図はありません。幼児期の遊びの優先度の高さを述べるためにここに紹介いたしました。
活動方針Activity policy
認定こども園岩崎保育園の活動について

#Activity policy.01算数について
例えば、小学校に入学すると算数では、かけ算や割り算を習います。かけ算を理解するためには、足し算がわかる必要があります。割り算を理解するためには、引き算がわかる必要があります。そして足し算や引き算がわかるためには、小学校に入学する前に、具体的な物を使って取り分けたり、並べたり、集めたり、積んだり、数えたり、元あった場所に戻したりして、現実に数量の世界に十分に触れる体験を積み重ねる必要があります。

#Activity policy.02文字について
また例えば、小学校に入学すると、教科書の文章を朗読したり、文字を覚えて読解したりしなければなりません。
文字や文章が理解できるようになるためには、幼児期に十分に大人や友達とコミュニケーションしたり、絵本を読み聞かせされたり、自分なりに自問自答したり、時には友達との葛藤の中で言葉を使って自己主張したり、大人に自ら言いたいことを説明しようとしたり、十分にその子の言葉の世界を太らせておく必要があります。

#Activity policy.03活動について
認定こども園岩崎保育園では、これら就学前に必要となる心身の力を十分に成長させるべく、
現実には大人がたくさんの絵本を読み聞かせてみんなで楽しんだり、積み木を使って様々なイメージを表現したり、また畑で野菜を育てたり、保育教諭や友達とお話合いを繰り返すなど、直接体験を伴う活動をたくさん行います。

#Activity policy.04人生の土台「非認知能力」
さらに、認定こども園岩崎保育園では、これらの活動を通じて、子どもたちが様々な体験の中で、就学前に必要となる学力の基礎だけではない、もっとやってみよう調べてみようという探求心、失敗してももう一度やってみようというチャレンジ性、保育教諭や友達との自発的なコミュニケーション力など、目に見えないけれど、子どもたちが社会人になってからも大切なもの(非認知能力)を培うことができるように計画的に活動を積み重ねていきます。

#Activity policy.05自尊感情を育む勇気づけ
これら目に見えないけど大切なもの、子どもたちが認定こども園岩崎保育園を卒園しても何十年にもわたって、子どもたちがより良い人生を歩むことができる礎となる非認知能力=自尊感情を育むことを最終目標に、子どもたちへの勇気づけを継続いたします。
施設紹介Facility

園エントランス
入口正面にガラス張りの調理室があります。子どもたちは調理室での調理の様子を見ながら毎日を過ごします。

乳児クラス
乳児クラスの子どもたちのお部屋です。

幼児クラス
幼児クラスの子どもたちのお部屋です。

絵本ルーム
保護者の方へ絵本の貸し出しを行っております。

広い園庭
サッカーコートで子どもたちはサッカーを楽しんでいます。
園児の安全のためにsafty

認定こども園岩崎保育園の入り口。

保護者の方・職員等は専用カードで入ります。

園の周囲はすべて24時間赤外線センサーが作動しており警備会社が監視しています。

ゼロ歳児午睡時呼吸モニターを利用しながらゼロ歳児の午睡時チェックを行っています。