優先順位から見ると
- 2021/07/14
ゼロ歳児赤ちゃんのクラスに提供するものは、専門家が携わってゼロ歳児の動きや発達、興味などに実際に効果があると認定されているもの、になっています。
赤ちゃん用のものはどこのモールに行っても品ぞろえ豊富に出揃っているのですが、よく考えられたもの、開発に時間と費用がかかっているものほど当然ですが高価です。
岩崎保育園のお部屋の中にある器具遊具類はかなり費用がかかっていて、園の優先順位をここで明らかにしていることになります。
さて、ここからが個人個人考え方の違いになってくると思いますが、赤ちゃんの身になってみれば、安いプラスチック製のものであろうと、高価な木製のものであろうと、どちらも興味を示して喜んで遊んでくれると思います。実際に提供されているものの質の違いなどはわからないと思います。
だったら、施設としては、費用のかからない安価なものでいいではないか、という意見と、赤ちゃんにとってみればわからないけど大人の側が多少費用がかかっても予算の中でなるべく良いものを選ぼう、という意見と、きれいに二つに分かれるんです。
これはどちらが良くてどちらが悪いという話ではありません。遊具にかける費用をぐっと絞って鼓隊の楽器にかける費用に振り向けるという選択肢もあるのですから、順番の問題というだけで。
どちらも正しいのだということを前提にしたうえで、岩崎保育園は日常の遊びや活動の方が豊かなものになることを最優先に選びますという方向です。
そしてこれは赤ちゃんのクラスだけではなくどの年齢のクラスでも同じです。
天気予報を見ればどうも梅雨は開けたみたいですね。