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フランス革命から遊具へ

  • 2021/08/20

たんぽぽぐみの遊具を紹介してくれています。

遊びというと、いろんな意味があって、じゃれ合う、かみつく(これは違うか)、(紙を)破る、壊す、引っ張る、曲げる、並べる、積む、など何でもアリみたいな感じがするかもしれませんが、園内でいう遊びとは、かみつくとか壊す破く、というようなことは遊びの中に含めません。

じゃれ合う、というのはスキンシップなどと捉えています。

では遊びというのは、少し難しくなりますが、お外遊びのことは別にして、並べる、積むなどといった建設的なこと、脳の前頭葉の部分を使った活動のことを指します。

1789年というと今から230年前にフランス革命が起こって、今の私たちの生活の隅々まで影響を与えています。それは、人間は他人からの抑圧や支配を拒否すべきこと、これは当たり前ですよね、誰かの奴隷として生きることは誰も気持ちよくないからです。

そのためには、自分のことは自分で考えて、自分のことは自分で決めて、自分で決めたことは自分で責任を取ること、という原則で社会の制度や仕組みが作られています。

フランス革命からペスタロッチやフレーベルといった幼児教育の創始者が出てきて、子どもたちは奴隷ではなく、大人の付属品でもなく、それ自体に人権があるものとして幼稚園などを作りました。

ここで子どもたちが自分で考えて自分で決めて自分から動く、という方向へ教育が転換されました。

ドイツといった国はこの時代からどうやったら子どもたちが自分からアレコレ考え工夫して遊べるだろうかと遊具の開発を、200年以上にわたって積み重ねてきました。

今、写真で紹介されている遊具はほとんどがドイツとか北欧のものになっています。


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