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ビジネスの芽

  • 2021/06/23

年中さんで閉店しているからと予約の依頼ができるとは・・・

さくらぐみのお友達はケーキ屋さんを営業中。今、閉店しているので予約を頼み、新作ケーキを仕掛ける、ごっこ遊びは役割になりきって自ら判断してアドリブしないとごっこにならないので、それそのものが主体性活動になるのと、一種のペルソナ作りの意味も。

最初からお母さん、お父さん、お店屋さん、お客さんなど大人の社会的役割を前提にしているので、相手にその場その場で伝えるべきは伝えないといけない。積み木とごっこ遊びは発展が自由で一般的に思われているよりもその世界は奥が深いみたいです。

なので例えば誰かが誰かに指示をするまで動いてはいけない指示待ちごっことかは存在しません。

ところで新作を仕掛けたり、実社会では何か新しい事業をやるスタートアップ企業は9割以上失敗するそうです。10やって1くらいしか成功しない確率なので、自分がこれはうまくいくだろう、と思うことと実際は違うことがそれだけ多い、ということでもあります。

だから互いに思っていることが違う者同士(実際にはこんなことばかりですよね)、または異なる利害関係の間に立って仲介するというのは大変なのですが、ごっこ遊びをこうやって見ていると、そういう大人になってからの活動の芽が見えますよね。

ごっこ遊びは自分の意としていない外から来る動きにも対応しなくちゃいけない、「今閉店しているので予約してくださいね」と応答すること自体が楽しい活動でもあります。
これが逆に、自分がこの場を仕切っているんだぞ、自分は偉いんだぞ、私の言うことを聞け!と少しでも上から目線で構えたらお友達も面白くないでしょう、これも実社会と同じですよね。
ということはこの子は知らず知らずのうちに将来のマネージャーさんになる練習をしているのかもしれない。

未来は店舗の責任者とか、ホテルの支配人とか、候補はいくらでもあるでしょう。




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