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きょうだい競合

  • 2021/06/22
ひまわりぐみのお友達は年長さんですが、種から育てているためもどかしくツルが伸びるところを観察中です。

きょうだい関係の中で、年上の子は年下の弟や妹が生まれると、それまで自分一人に集まっていた周囲の大人の注目や関心が弟や妹に移ることを経験します。
弟妹は赤ちゃんなのでこれは当たり前で、このことにいい悪いはない。

それを年上のお姉ちゃんやお兄ちゃんはどう受け止めるかですね。「きょうだい競合」のことですが、この初期の受け止め方がその子の性格的なもののキーノートをカタチづくっていくと見ます。

受け止め方はその子その子それぞれでいろんなバラエティがあると思いますが、傾向としては(あくまで一般的な傾向)、注目を一身に集めていた立場から一転するので(失われた王座、という言い方もしますね)、よりかわいらしくふるまって注目を取り戻さなきゃ、とか、ガマンしてお世話しなきゃ、とか、周囲の期待に沿ったいい子にならなきゃ、とか、そこから常にガマン強くて自律的で周囲の声をよく聞いて優秀で、といい方向へエネルギーが発揮されるとよい立場を確保できたりするようになる、ということですね。あくまで一例です、

このエネルギーがいきすぎて、自分の周囲の状況が悪い方向にいきそうだと過度に心配し過ぎたり、周囲の期待に合わせすぎることで疲れてしまったり、内心どこか一人ぼっち感を秘めてストレスをため込んだり、ということですね。あくまで一例です。

年下の子にも、それのキーノートがあります。いつも年上の子を仰ぎ見て越えなければならない壁を見る、追わなければならない先行者がいる、ことからいろんな性格特性が育っていくということですね。

きょうだい競合の話は長くなるのでまた次回に。








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