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1歳クラスの成長の一端

  • 2021/08/10

ちゅうりっぷぐみのお友達は積み木遊びです。

赤ちゃんのときから、つまむ、ひっぱる、開ける、閉める、入れる、出す、という遊びを繰り返して、ちゅうりっぷぐみの1歳児くらいのお友達になると、積む、つなげる、並べる、転がす、だんだん構成的になってきます。

この時期のお友達は展開がわからないこと、想像できないこと、などを自分でやってみて実際の展開を面白く感じています。こんなシーンが、道具を扱う人間しか見られない遊び行動で、人間しかない大脳の部分がグルングルン回転しているんです。

人間ではない動物の多くは、何か僕にくれないかな、僕とじゃれ合って欲しいな、大きくなるとどこに行ってどこから食べ物を取ってこようか、と動き回り、身の危険があれば筋肉を緊張させて逃げるか戦うかのモードになり、こうして毎日を過ごしていきます。

人間の場合は赤ちゃんのときから、行動面で多くの動物と違うことをするので、この部分を大切に継続していけるように、環境を作って子どもたちと関わることになりますが、そう難しくはないと思います。一緒にやってみて面白そうにコミュニケーションすることで、子どもたちの脳はどんどん成長していきそうです。

言われたことを反射的に一定のポーズでマネするだけだったら、おサルさんの芸でも見られることですが、自分からこうしてみよう、今度はこっちに並べてみよう、という実験的な行動は人間の子どもだけなんです。

そういった遊びを何か大したことのないように思ってカットしたりすると、子どもたちにとっては面白くないし、また大人にとっても貴重な機会損失だと思うんです。

先日、立秋でしたが、もう少し気温が朝夕の気温が下がってませんか?気のせいかな。

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