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限りなく白に近いブルー

  • 2021/08/11
ももぐみのお友達は色水を使って遊んでいます。

だいたい、お部屋の活動で、つなげる、切る、組み合わせる、積み立てる、といった操作はいつもしてますが、混ぜ合わせるという活動はあんまりないんですよね。

色水を混ぜてまた違う色に、おひさまの光もあたって余計にキラキラしていますね。

こうしたものの色はいろんな段階・バリエーションがあるんだよ、ということは、乳幼児期に目に入らないと、大人になって気づいても自分の思い描く景色はなかなか変わらないと思います。

色というのはそれ自体、赤なら赤の、青なら青ならではの、人に対する心理的影響があるみたいです。色に敏感な発達をする子どもは赤じゃないとイヤだ、青じゃないとイヤだ、的な反応をすることもあります。なぜなんでしょうね。

このあたりはよくわかっていないことも多いのですが、例えば絵の具で色であってもさまざまな色がスペクトラムとして存在してて、例えば黄色に近い緑、青に近い緑、というのもあるかもしれないし、要はここは赤じゃなくてはダメなんだよとか、ここは青じゃないかとか、あんまり指導して教えるような性質のものではないように思います。

ここの建物を設計した設計士さんは、レストランなんかに入っても、座った席の周囲にあるモノの色が気になるそうで、耐えられない場合は席を外すことまでするそうです。

仕事柄、色にかなり敏感になっているんでしょうけど、僕たちはここまでいく必要はないですが、水とか砂とか、周囲の草花の色をそれをとして感じることができるようにまでは育ってほしいなあと思います。

これらは知識というか感覚的なものと思いますが。話はそれますが、昔のすごいいい歌で、限りなく白に近い青い影(英語)、というタイトルのものがありますが、アーティストの世界になるとこれもまた想像を超えたものがあるようです。今の時期涼しい響きのある色は限りなく白に近い青、くらいでしょうか。
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