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ダシ習慣

  • 2021/06/29
ちゅうりっぷぐみの子どもたちの食事シーン。

私たちの体は長い間で飢餓状態に耐えるように出来ているそうで、まずカロリーを確保しようと、砂糖とか油を欲するのは半ば本能的なものなんでしょう。

砂糖と油たっぷりのケーキなんかはやめられないし止まらない。食糧難のときだったらいいですが、今食べようと思えば何でもいくらでも食べられるので、逆にお野菜とか他の栄養を取り込もう、とさかんに言われます。

スープの味は乳幼児期に覚えたものが生涯続くとのことですが、コンブとカツオブシでとったダシの味を小さな子どもが覚えておけば、みそ汁の味もわかるだろうし、みそ汁を飲む食習慣があればご飯を食べ、副菜には野菜や魚がつくので、自動的に健康的な食習慣が進む、となります。

お菓子を食べたらダメ、ジュースばかり飲んでいてはダメ、と言い聞かせてもなかなかこれが言った通りにはならない(ことが多いです)。

砂糖と油たっぷりの刺激の強い食品が多いので、どうしても子どもたちは本能的にそちらに吸い寄せられていく面があると思います。

ただ、コンブなどにはうまみ成分があってそれはそれでおいしいと子どもたちは感じるはず、でも忙しい世の中なかなか一からコンブだしやカツオだしをとっているわけにはいかないので、園の給食などで提供していこうという面もあります。

今日、園医さんが来ますが、曰く、食べた先から余分なものを体外に排出しようとする体質の人と、食べたものを体内にため込む体質の人がいる、アトピーとかアレルギーに人は排出型の体質の人だろう、高脂血症などはため込む体質の人だろう、ということです。


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