マクガバンレポート
- 2021/06/16
昨日園見学に来られた方が岩崎保育園の給食のことをご存知でした。
急に飛びますが、大西洋の北の方、グリーンランドに住むイヌイット(先住民)がアザラシの肉など肉100%の生活をしているのに、脳や心臓などの病気がヨーロッパ人に比べて極端に低いことの調査が行われました。
するとヨーロッパ人の食べる牛豚などの肉とアザラシの肉は同じ動物性の油でも質が違うことがわかりました。
アザラシや魚といった肉の脂肪は血液をサラサラにすることがわかりました。動物性の脂肪と植物性の脂肪と簡単に分けられないことがわかりました。
さらに進んで魚の肉についている脂肪はアレルギー疾患などにも効果がある、といったたくさんの調査結果が重ねられました。
ネットでn-3不飽和脂肪酸というのがそれでたくさん記事がヒットします。
当時はアメリカで生活習慣病の予防などの観点から国をあげて「マクガバンレポート」というものが議会で発表されました。そこには昭和30年代くらいの日本の家庭の食事が理想的だ、と指摘されました。ご飯に焼き魚や煮魚、イモや野菜を煮たりしたもの、といった組み合わせですね。
給食のことはまた触れていきますが、食事に関していえば、リラックスしてお友達と会話など楽しみながら食事してほしいと思います。
写真は上からサバの梅煮、それと豆腐ハンバーグ、レンコンのすり身揚げ、です。