魚釣り
- 2021/05/28
すみれぐみさんのお友達はお兄ちゃんお姉ちゃんとしっぽ取りや鬼ごっこです。
今日はゆるゆる自由連想で。
幼児教育の先進国と呼ばれるヨーロッパの国々の幼稚園・保育園はクラスは3~5歳の異年齢児クラスが普通です。
昔の日本でも寺子屋は異年齢集団だし、お兄ちゃんお姉ちゃんがより小さな子と遊んだりお世話をするのは近所の子も含めて珍しい光景ではなかった。
社会に出ると職場は異年齢組織になってます。
園のお外遊びも異年齢で遊びます。
異年齢集団で過ごすことはお兄ちゃんお姉ちゃんにとっても、小さな子にとっても脳の前頭葉の部分がよく働くそうです。大人がよく注意すれば異年齢で過ごすことは発達のことを考えるとその方が有利だったりします。
1世帯あたりのきょうだいの数が少なくなり、昔のような近所同士で子どもの群れが自由に遊べるところって少ないし、そもそも地域のつながりが今は希薄なので、そこを園の中で代替するという見方もできます。
すみれぐみのお友達は魚釣りをしているんですね。
魚を釣るとか、料理するとか、また速く走る、高くジャンプする、とか大昔まだ人がマンモスなどを狩っていた時代に生きるために必要な身体能力とか情緒を身につける無意識的な練習が子どもの遊びだと言われます。
ということは、意欲とか興味関心とかもともと備わっているんですよね。大人はそれを前提にどの方向にアンテナを立てるかだと思います。
一度アンテナが立てば、例えば草花に対してアンテナが立てば、大人になって忙しくて走って道路を渡るときであってもアスファルトのスキマに小さな花が咲いてたら、そこで筋肉の緊張が少しゆるむかもしれません。
いつもいつもトップスピードで情報とプレッシャーの中走り続けていたら、どこかで病んでしまっておかしくないときでも、道端の小花ひとつでその危険が減るかもしれない。
大人がアンテナを立てるというのはそんなゴールをイメージしながらということにもなりますよね。
それと、梅雨はどこにいったんだろうか、、いい天気が続きますね。