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言葉が達者になるとき

  • 2021/08/02
すみれぐみのお友達も水遊びですね、大きいシャボン玉作るのはなかなか難しそうですけど、楽しそうです。

3歳あたりから言葉が達者になってくるということですが、こうした活動の中でお友達とおしゃべりする中でどんどん達者になってくる、とここまではストレートに発達した場合。

どの子も、これは大人でもそうですが、潜在的に心の奥で自分よりも他の誰かが大切に扱われるのではないか、という不安というか恐れというか、そういうものが誰でもが持っているんですね。

どうしてそうなのかはまた長くなるのでここでは話しませんが、子どもの場合だとそれがモロに表面に出てしまう場合も普通にありますよね。

言葉というものは、そういう自分の内面の不安とか恐れとか、そういうネガティブなものに意識がフォーカスされてばかりいると、なかなか出てこない。言葉は他の人に伝えるものだからですね。

不安とか恐れとかネガティブな気持ちを子どもが持っているときに、大人は普通は大丈夫だよと伝えて安心してもらおうとするのですが、これが典型的なコミュニケーションのはじまり、みたいなもので、どうしてダイジョウブなのか説明したり、実際に大丈夫そうなシーンを見せたり、どんどん展開が進みます。活動のはじまりみたいなものなんでしょう。

そうやって自分の外で大人やお友達が具体的に動いている、自分も楽しそう、面白そうだからやってみると、そこから自分よりも他の人の方が大切に扱われているのではないか、という思い込みを徐々に薄く薄くしていくのだと思います。

だけど、これは大人にとってもテーマかもしれませんね。





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