2022/12/06 |
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たとえば、仮に、子どもたちが折り紙を折る活動をす場面について、当然、上手な折り紙作品がキレイに出来た完成形だけを目標にすると、子どもたちに上手く折らせないといけない、見栄えがよくないといけない、となり、また、その通りに子どもたちに自分の言うことを聞かせなけれならない、となりがちになるでしょう。
これが子どもたちに大小の無理をさせる温床になるのかもしれません。 大人は子どもたちのやった結果だけを見て一喜一憂したり、大人同士で子どもの出来不出来を比較するような空気を払拭できれば、かなり、そこで働く大人や、関係する大人も、快適な場ができると思います。 当園では、折り紙にしても、何の活動にしても、そのプロセスでも子どもたちが一生懸命にやったり、そこの子なりの創意工夫や試行錯誤があれば、出来た形などが多少、大人から見てヘンであったとしても、それに対してプラスの反応をするようにしています。 その方が、子どもたちの勇気づけにつながりますし、そういった態度を育む方が、青少年期や大人になってから本人の成長につながると考えるからです。 ちょっと話が抽象的になりましたが、現場の保育を通じていつも実感しているところです。 |
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2022/12/05 |
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たとえば、クラスの子どもが言うことを聞かない、という問題が起こったとします。
当園では、そういった問題に対して、どうしたらその子どもに言うことを聞かせられるか、という直線的な発想からは考えません。 まず、その子が日常的にどんなことをして過ごしているか、どんなときには楽しく過ごせているのか、どんなときには機嫌が悪いのか、という日ごろの様子をもう一度振り返ってみます。 次に、その子がより楽しく過ごせる活動はどんなことかな、より興味を持っているところはどんなところかな、と考えてみます。 その子がより楽しく興味を持って過ごす時間を、より多くしようとします。 その結果として、その子の問題となっているシーンは減っていって、その子なりにクラスの中で気持ちよく快適に過ごすことのできるルーティンをその子なりに体感すると、問題行動は減ってくるというパターンです。 ですから、クラスの担任のお話合いも、そういったどんなことをしたら、その子が楽しく興味を持って過ごせるかな、とポジティブな話し合いをします。 ひとつには、そうでないと、その子にとっても、クラスにとっても、ひいては家庭にとっても何かのきっかけでネガティブな気持ちになるかもしれませんから。 |
2022/12/02 |
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12月に入って、寒い日が続きそうです。
たんぽぽぐみの赤ちゃんのクラスでは月齢で1歳児になっている子も多いのですが、1歳児のときから、小さなドールを抱きしめています。 幼児クラスへと続く、お部屋の中や、お外での体の動かし方や、好きなこと、どんなことに興味を持つか、など、赤ちゃんのときから芽がはっきり出ていて、それが幼児へと連続しているな、と実感できます。 アルバムにそんなふうに思える写真をアップしています。 ひょっとしたら、保育園での生活は、私たちが思っているよりも、大人になってからも大きく影響を及ぼしているんじゃないだろうか、と思います。 そのことは、フレーベルやたくさんの人たちが声高に叫んできたことですし。 |
2022/12/01 |
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本格的な寒さが到来したようですが、こどもたちはお外で元気に遊んでいます。
こどもたちの植えたブロッコリーはこの寒さの中でも成長していくのでしょうか。 先日の園児健康診断の際に園医さんから資料をいただきましたが、スマホやテレビから入る画面の資格情報は、ものを考えたり、自分の欲求をコントロールする成長するにつれて発達するはずの脳の前頭前野を成長させないことが医師の画像診断の研究などで明らかになっているそうです。 絵本や紙芝居かた入ってくる絵の視覚情報については、その絵に対して子どもたちはさまざまな想像をめぐらし、自分なりにストーリーの意味内容を把握しようし、テレビやスマホと違って前頭前野部分がよく成長するとのこと。 不思議ですが、すると、すぐにキレて手が出てしまう子がいたとしたら、それは簡単にスマホやテレビの見過ぎという可能性もあるのかもしれませんね。 このことは専門的なことでもあるのでまた次回に。 子どもたちのお外遊びの様子をアルバムにアップしています。 |