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2021年06月17日の記事は以下のとおりです。

梅ジュース

  • 2021/06/17

さくらぐみのお友達は梅を使って梅ジュースにしました。子どもたちは本当の梅を間近に漬けて梅のエキスが出てくるところを見ました。

毎年、野菜の育ちを見せようと思ったら、子どもたちは「あ、ダンゴムシ」「あ、チョウチョ」とどちからかというと虫に興味を示すことが多いです。

ハチもアリも花の蜜など甘いものに寄ってくるし、人間もカロリーを求めて甘い物や油の多い食べ物が大好きです。

子どもたちが甘くて脂肪の多いスナック菓子やファーストフードが大好きなのは育ち盛りでむしろ自然な姿だろうと思います。

ただ主食や副菜を食べずにチョコレートや甘いスポーツ飲料などでお腹いっぱいになった、となると、大人は必要な栄養素が足りないと朝昼晩の食事を好き嫌いなく食べてほしい。

子どもに野菜を食べさせようとドレッシングをたくさんかけて結局野菜より砂糖と油の多いドレッシングを食べているようなケースもあります。

野菜が嫌いな子どもはホント多いですよね。

これを保育園の子ども集団であるクラスはどう考えるかですね。食べ物の好き嫌いをどんなふうに改善するかは永遠のテーマになっています。

そんなとき子どもにやかましく言ってストレスを与えながら嫌いなものや食べたくないものを口に運んでもらう、というようなことはしません。

私は子どもたちの食べ物の偏食や好き嫌いをどうにかしたいということなら、その子が食べるときのシーンだけを切り取ってその子に言ってきかせるだけではムズカシイように思います。

このさくらぐみの梅ジュース活動みたいに、あえて梅の実という植物にクローズアップしてみる、それがカタチを変えて自分の口に入る飲み物となる、そんな体験が一種の食わず嫌いというか、野菜に対する拒否反応というか、野菜さんに対する見方を少しずつ変えていくんだろうと思います。

食べ物の好き嫌いはその子の生活のトータルな一部分なんだろうと思いました。








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